カテゴリー『家庭学習』では、公文式学習独自の話題から少し離れて、学校の宿題などにも応用のきく、一般的な話題を取り上げたいと考えております。
とはいっても、公文式教室のブログなので、結局はくもんの話…というオチになってしまうことも多々あると思いますが、その点はご容赦ください(笑)
まもなく冬休みで、おうちで過ごす時間が長くなると思います。そんな折の、ご参考になれば幸いです。

ご家庭での学習に関する様々な格言(?)のうち、「誰もが口にするけど、実行が難しいランキング」の上位入線間違いなしは、「計画を立てる」ということではないでしょうか。
計画を立てるといっても、何もこと細かに円グラフを書く必要はありません。
だいたいでいいから計画しておく、ということが重要だと思います。
具体的に○時、と決めなくても、「下校したら学校の宿題をする」「その後、5時までは遊んでよい」「夕食前にくもんの宿題をする」といったスケジュールを作成する程度で十分です。
そしてこれを『おうちの方との約束』ということにして、「約束を守る」という、生涯役に立つ習慣も学ばせます。
大切なのは、「ここは譲れない」ってところ(帰宅時間や就寝時間など)をはっきりさせておくことです。
そうでないと、いつまでも遊んでいたり、ダラダラと夜遅くまでテレビを見続けたり、という好ましくない事態に陥ってしまいます。

くもんの教室は「教室時間内の、好きな時間に行けばよい」というのが特長ですが、学習が順調に進む生徒は、だいたい何時に来室するか、ということが決まっています。
少し遅いな、という日には必ず理由があります。
宿題も同様で、ちゃんとやってくることができる生徒は、「朝の登校前」「夕食前」など、くもんの宿題をやる時間(くもんタイム)が決まっています。
このような良い習慣というのは、「身に付け(させ)よう!」と意識しないとなかなか付けられないし、身に付くまでには、長い時間と辛抱強い鍛錬を要します。
計画作りは、良い習慣作りのひとつのきっかけになります。
まずは、「明日の予定」から、始めてみませんか♪