寒さ厳しい今年の冬。気が付くと雪が舞っていたりしますね。
風邪やインフルエンザでお休みする人も増えてきました。
皆さん、くれぐれもご注意を…!
公文式学習の大原則は、全部のプリントを100点にすること。
東寺教室では、前回の教室日に提出した宿題のお直しと当日分のプリントを100点にします。
当日分はさておき、この宿題のお直しというのが最初、ほとんどの子どもがイヤがります。
「こんにちは~」
「はい、こんにちは。コレ、今日のプリントね」
「うへ~、こんなにお直しあるの~」
ブツブツ言ってるうちはまだよいのです。
ときには、オニ!アクマ!という目で、こちらを睨む子も。
一緒になってムッとしていたら、子どもはますます不機嫌になるばかりですので、まずは冷静に。
「う~ん、ココ(名前欄)、何て書いてある?」
「○○(自分の名前)」
「そうだよね。Aちゃんのプリントだよね。それはいい?」
「うん」
「だったら、この間違いをしたのは?」
「オレ(わたし)…」
「そうだよね。他の誰でもない、Aちゃんのプリントで、Aちゃんの間違い。そしたら、Aちゃんが直さないと、だよね?」
「…そうやな」
「でも、コレ、多く見えるけど、間違いの数は少ないからすぐ直るよ?さあ、がんばって!」
これは自分のミスなんだ、とちゃんと認識すると、子どもは冷静になります。
そして何をどれだけやればいいかが把握できると、気は進まないけれど、まぁやってもいいかな、という気持ちになります。
始めてしまえば、そのうち直りますので、全部終われたヤッター☆とうれしくなります。
そのうちにお直しすることで力の付くことが子どもにもわかってきますので、次第に粘り強く取り組めるようになるのです。
こうしていつの間にか、お直しするのが当たり前となって力が付く、じゃ、またお直ししようか…という好循環ができていきます。
まずは最初の1問!をがんばってみましょうね☆