祇園祭が終わり、京都の暑い夏がやって来ました。
今週末にはほとんどの学校で夏休みが始まります!
さあ、待ちに待った夏休み、どのように過ごしましょうか…!

がんばって教室内を冷やしておりますが、夏はやはり暑いので、子どもたちの体力が微妙なこともあります。
やる気が出ればプリントできるけど、やる気が出ないとプリントできない、といった状況で、いかにして子どものやる気を引き出すか、は、例年、夏の課題です。
A君(小6)は、とても活発なサッカー少年。
暑い日でも、サッカーは精一杯がんばります。
ですので、教室前にサッカーしてきた日には、体力がほぼ売り切れ状態のことも。
この夏は特にがんばっているようで、教室では、お疲れモード。無駄に長い時間がかかっていました。
何とか、シャキッと学習してほしい。いいきっかけはないかな…と思っていたところ、うってつけのモノが…!
「キミに見せたいものがある」
「何?」
「これです」
これとは、A君が大好きな、某サッカー選手の脳を研究した科学雑誌の記事。
超一流の選手の脳内は、プレイ中、広い範囲で活発に活動しているのに対し、超一流でない選手の脳内は、それほど活動していないそうです。
スポーツの上達にも脳を鍛えることが必要なんですね。
「…ということで、今よりサッカー上手くなりたければ、脳を鍛えることも必要。そしてくもんの学習は脳をしっかり鍛えます」
「うん」
「ということで、日々のプリント、しっかりやること。わかった?」
「…わかった」
その言葉に嘘偽りはなく、A君はいつになくさっと学習に取り掛かり、間違えたところもあきらめずに訂正、最後まで集中して学習を終えました!
A君、よくがんばったね♪
やる気になるきっかけは本当に人それぞれです。
これからも、子どもたちの些細な言動から、それぞれのやる気スイッチを探していきたいです。


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