気が付けば、4月も下旬。
来週金曜日は祝日(昭和の日)で教室お休みのため、26日(火)が4月最終日となります。
今月は、入学&進級といった大きなイベントがありました。
少し疲れたなぁ…という人は、GWにしっかり休んでくださいね…!

本日の教室は、いつも遅め(6時前後)に来る小学生が早めにやって来るなど来室が集中し、一時は「せんせ~、どこ座ったらいいの~?」という状況でした。
そんな教室が落ち着きを取り戻した6時半過ぎ、A君(高1)がやって来ました。
高校に進学後、部活の終了時刻が遅くなり、どうしても時間のやりくりがつかないということで、今月で教室を去ることになりました。
26日(火)は多分来ることができないとのコトなので、本日が最終日です。
小さい頃から通っている生徒なので、お別れの寂しさもひとしおです。
さて、そんなA君の学習中に、少し前に帰った弟のB君(小4)がひょっこり顔を出しました。
「あれ?B君、忘れ物?」
「違う。えっと、お兄ちゃんに、終わって家に帰ったら電話するようにって、その…」
「ああ、伝言ね?」
「そう」
「わかった。伝えるよ」
B君なりに気を使い、教室の入り口付近で、できるだけ小さい声でヒソヒソ話していました。
そしてA君の学習が終わり、お別れの挨拶。
「長いこと、よくがんばったね。第1志望の大学に行けるよう、がんばってね」
「ハイ」
「で、さっき、B君が来て…」
「ああ、電話してってヤツ?」
「聞こえてたの?」
「ハイ」
本日最終日のA君、キリのいいところまで学習しようと、20枚ほどのプリントを一気に仕上げていました。
プリントにものすごく集中していたのに、聞こえていたとは…
やはり、きょうだいの声というものは、小さくても聞き分けられるのかしら?
A君、長い間よくがんばったね!
充実した高校生活となるよう、祈ってます…☆