3月第2週目。2週間後は小学校の卒業式です。
今年度も終わりですね…
くもんの国語教材に、『つるにょうぼう』というお話があります。
一般的には『つるの恩返し』という呼ばれ方がメジャーでしょうか。
「せんせ~、わかりませ~ん」と、Aちゃんが質問に来ました。
「どれどれ…」見ると、採点結果『△』が2回。
『✓』ではないので、正解には至らないけど惜しい!という答えのはず。
問いは、「つるにょうぼうは『どうしては(何をしては)いけない』と言ったのか」ということ。
教材の文章を踏まえると「‘のぞき見’をしてはいけない」が、答えなのです。
ところが、Aちゃんの解答は…
「‘のぞき’をしてはいけない」
―たったひと文字で、昔話の世界観が、現代の悪いコトの話に変わってしまいましたとさ。
「これはね…」と、正解に至るための道筋を示し、「『のぞき』やと、今の世の中の悪いコトになってしまうやろ?」
「ホンマや~」と、Aちゃんも納得。
たったひと文字でこうまで印象が変わってしまうのですね。
改めて、日本語というか、国語の難しさを知りました☆