公立の小・中学校の夏休みは、今週の木曜日まで。
ということで、多くの子どもたちにとって、今日は夏休み最後の教室日!
この夏、みんな本当によくがんばったね…☆
くもんの国語教材は、とにかくたくさんのお話を読みます。
プリントの指示文には必ず、「問題に答えなさい」だけではなく「文章を読んで」の一言が入っています。
まずは文章をしっかり読むこと、それが大切です。
お話の中には、むかしむかし…で始まる『むかし話』もあります。
むかし話独特の「じさま」「ばさま」という言葉や「~があったとさ」といった文末表現に馴染みがないため、難しい!という子も多いです。
小2のA君。
おこしに付けたきびだんご…の『おこし』がどうしてもわからず、質問に来ました。
「A君、『おこし』ってなんだかわかる?」
「わからへん~」
「じゃあね、ご飯食べるとき、なに使う?」
「はし~」
「その『はし』は『おはし』って言うこともあるよね?」
「うん」
「おこしの『お』は、おはしの『お』と一緒で、取ってもいいの。取ったら何?」
「…こし?」
「そう、腰!じゃ、腰ってどこ?」
ここでA君が自分の腰を指さし、そう、そこにきびだんごがあったのよ♪で、解決するはずでした。
ところが…
「ここ~!」
とA君が嬉しそうに指さしたのは、肩。
「…A君、そこ、腰じゃないよ…きびだんご、そこにないでしょ?(プリントに挿絵有)」
「あっ、ホンマや~!そうや、ここは『かた』やった~」
子どもはときに、大人には想像もつかない間違い方をします。
そして間違いながら学んでいくのです。
今日の出来事で、どこが肩でどこが腰かバッチリわかりましたよね、A君!