お天気がよい昼間は「暑い」と「暖かい」の中間くらいの気温ですが、朝と晩は冷えますね。
春の終わりくらいから使われていなかった教室のハンガーにも、ポツポツ上着が掛けられるようになりました。
皆さん、風邪を引かないように気を付けてくださいね…☆

Aちゃん(小1)は、とてもがんばり屋さんです。
何回お直しになっても、黙々とプリントに向かいます。
そうやって最後までやり切れることは、目立たないけれど、本当に立派な力です。
そんなAちゃんが、今日、3けたの引き算の筆算でたくさんミスをしました。
繰り下がりが連続して出てくる、とても難しいところです。
注意するポイントがいくつかあるので、まず、「どこが間違っているのか」に気付くことも簡単ではありません。
さずがのAちゃんも、泣き出しそうな顔になってきました。
でも、教室で泣いてなるものか!とばかりに、涙をグッとこらえて、最後までプリントに向かっていました…

Aちゃんの目から涙がこぼれたのは、全部終わったとき。
気が緩むと泣けてしまうことは大人にもあります。
「Aちゃん、ホントによくがんばったね」
「うっ・・・」
そのときはまだ、小さな嗚咽でした。
そこへお父様がお迎えに。
「…というわけで、少し泣いていますが、本当によくがんばりました」と報告しますと、
元・公文生のお父様が
「そっか~、よくがんばったな~。でも、これを乗り越えていこな~」と声をかけました。
その途端、「うああああ~ん!!」
あのAちゃんが、こんなに大きな声で泣くの?というくらいの号泣。
一生懸命こらえていたものが、お父様の顔を見て心底ホッとし、溢れ出たのでしょね。
すると、泣いているAちゃんを見てお父様が
「…私にも経験あるんで。いや~、血がつながっているな~と思いました」

時には泣いてしまうほど苦しいことも、でもそれを乗り越えたあとに得るものも、経験者はよくご存知です。
おうちにこんな頼もしい先輩がいるのですもの、Aちゃん、きっと乗り越えられるよ!