本日は生徒の入室が遅く、4時を過ぎてもほとんど誰も来ません。
そこで、今日から「三平方の定理」に入る生徒のために、該当箇所の教材を解いておりました。
生徒それぞれの能力や性格にもよりますが、ミスがあった場合に口頭で説明するよりも、途中式等の解法のプロセスを見せて考えさせる方が、しっかり理解できる場合があるからです。

そこへ小1の某君がやって来ました。プリントをしている私を見ると…

「な~んでせんせいがプリントしてんの~?」
「先生だって、勉強するんだよ。みんなに、しっかりわかってもらうには、先生がわかってないとダメでしょ」
「ふ~ん、せんせいも大変なんや~、そやし、オレらもちゃんとせんと、アカンのやな~」

―正直、感動で涙が出そうでした!!!

某君は、こちらの言うことを全部素直に聞く、というタイプの生徒ではありません。最後まで学習させるのに少し手がかかることもあります。
その彼が、こちらの努力(?)を思いやり、そして自分もがんばらな~という気持ちになってくれたことは、本当にうれしいことでした♪
そして実際、今日の彼は、実にテキパキと学習を終えることができたのです!

「せんせいもがんばってるんやし、自分もがんばらな~」―子どもたちが自然とそう思えるように、しっかりがんばろう!と、決意を新たにした今日の出来事でした☆