今日はちょっと暖かいな、と思った翌日の急激な冷え込み。
明日でやっと2月なのですから、そう簡単に暖かくなるはずはないのですけど。
春が待ち遠しいですね…☆
学習を終えた小1のAちゃんが、私のところへやって来ました。
「せんせい、Bちゃんの傘が、ピアノのところにあって」
ん?傘がピアノのところ?話が全く見えません。
「ピアノのところって?」
「えっと、Aがピアノ習っているところ」
そういえば、Aちゃんピアノ習っているって、この間の面談でお母様に聞いたなぁ…
同じく小1のBちゃんも、Aちゃんと同じところでピアノ習っているのかな?
「Bちゃんがピアノ行ったとき、忘れたんじゃないの?」
「ちがう。Bちゃんは、習ってないの。その傘は、学童にBちゃんが忘れたの」
えっ?Bちゃんが学童に忘れた傘?それがAちゃんのピアノ教室に?
「えっと、Bちゃんの傘が、Aちゃんのピアノ教室にあって、でも、Bちゃんはその教室でピアノ習っていないんだね?」
「そう」
「それで?」
「だから、えっと…」
Aちゃんはまだ何か言いたそうなのですが、上手く言えないカンジ。
とりあえず、Bちゃんのお母様に℡して事情をお伺いしました。
しかし、Bちゃんが学童で黄色の傘を失くした、ということ以外はお母様にもよくわからないご様子です。
もしかして!ふと思い立ち、教室の外に出てみました。
果たしてそこに、Bちゃんの名前が書かれた黄色い傘が。
Aちゃんは、Bちゃんに傘を渡してあげようと、教室に持って来てくれたんだ!
それを最初から丁寧に説明しようとするあまり、Bちゃんの傘を教室に持って来てあげたという、大事なところを伝えるのを忘れてしまったんだね。
「やっとわかったよ。その、Bちゃんの傘を、Aちゃんが今日、教室に持って来てくれたのね?」
「そう~、えへへ…」お役目終了!というカンジで、満面の笑みのAちゃん。
Bちゃん本人はすでに学習を終えて帰宅していたのですが、Bちゃん姉のCちゃんがまだ教室にいたので、Bちゃんの傘は無事、持ち主の元へ帰ることができました☆