9月も21日となり、残り3分の1です。
祝日が多い(と言っても2日ですが…)せいか、他の月より速く過ぎていく気がします。

教室の斜め向かいに児童公園があって、学校が終わってから暗くなるまでの時間は、子どもたちの声でにぎわっています。
で、夜になって周辺が静かになると、『虫の声』の時間です。
地面(土)が減っている昨今では、虫の声が聞こえる場所も少なくなっています。
夏の、蝉の声も、年々、蝉の数が減って小さくなっています。
「蝉時雨」という言葉が持つ情感を、実体験として理解できない人も増えていくでしょう。
環境が変わっていくことはある意味仕方のないことなのでしょうけど、古くからある言葉の寿命は、なるべく延命したいですよね。
教室の子どもたちには、たくさん本を読んで、自分が実際に体験したことのない状況でも、想像できるようになってほしいと、常々思っております。
この秋は、虫の声をBGMに、本を読んで夜を過ごしてみませんか⁉