向こうの席

4月も半ばを過ぎ、教室も後半戦に突入です。
午後の授業もしっかり始まって、皆さん何かとお疲れでしょうけれど、2週間後にはGWのお休みがやって来ます☆
それまでがんばりましょう…！

年中のAちゃん。
くもんを始めてもうすぐ1年です。
まったく読めなかったひらがなも、ずいぶん上手に読めるようになりました。
数字も上手に書けるようになりました。
あと少しで、小学生と同じように、自分ひとりで学習できそうです。
もう自分はひとりでできる！ということを本人も薄々感じているのか、このところ「向こう(小学生と一緒の席)でやりたい！」と言います。
ただ、少し困ったことに、まったく人見知りしないAちゃんは、集中力が欠けてくると知らない子でも話しかけてしまうので、まだまだ目が離せない。
でも、Aちゃんの旺盛な自立心を大事にしたい…！
「Aちゃん。今日、国語と算数を先生の前でちゃんとできたら、ズンズン(運筆教材)は向こうの席でやりますよ」
「は～い！」
Aちゃん、とってもやる気です！
が、しばらくすると集中力が低下し、目の前のスタッフに何かしらのおしゃべりをしようとする、その瞬間…！
「Aちゃん、しっかりやれなかったら、向こうに行けないよ？」
するとAちゃん、おしゃべりしかけた口を閉じて、再びビシッと取り組む。
ということを2～3回繰り返して、Aちゃんの国語と算数は無事終了！
算数のプリントの数字はいつも以上に丁寧に書けていました☆
「うん、とてもきれいに書けたね。じゃ、向こうのあの席で、ズンズンやってください。『ホームラン』もらえるようにがんばって！」
「ハイッ！」
近くの子に話しかけることもなく、Aちゃんは集中してズンズンに取り組み、結果は見事ホームラン！
「せんせ～、ホームランだった～！」満面の笑みで、学習済みプリントを手渡してくれたAちゃん。
本当によく、がんばったね☆