お盆が終わってから、暑い中にも何となく「あっ、秋が近いんだな」と感じる瞬間が増えてきました。
公立の小・中学校のほとんどが、来週から授業開始!です…

本日4時半頃、Aちゃん(姉)とB君(弟)のきょうだいが、お母様に連れられてやって来ました。
いつもは2人で来るのに珍しいな…と思いましたら
「Aは、今日キャンプから帰ってきたんです。疲れて、もうグダグダやから、『くもん、休んでもいいよ?』と言ったのですが、『行く』って言うので…」
こういうとき、きょうだいの一人が行くのに、自分だけ休むとは言いにくいもの。
本当は休みたい。でも言えない…
という気持ちは、痛いほどわかるのですが、自ら教室に「行く」と行って来た子どもを受け入れたからには、学習させないわけにはいきません。
見るからに疲れているAちゃん。ガンバレ…!

ところで、Aちゃんはとても優しい子で、教室最年少のK君(2歳)のことを、いつも気にかけてくれています。
K君が学習していると様子を見に来たり、だだをこねたり泣いたりしていると「がんばれ~」と応援してくれたり…
しかし、本日のAちゃんは、自分のことで精一杯。
K君の様子をうかがう余裕なんてありません。
すると、いつもと何か違うな、と思ったのでしょう。
学習を終えたK君が「おねえちゃん(Aちゃんのこと)は?」と言い出しました。
「おねえちゃん、あっちで勉強しているよ」と言っても
「おねえちゃんは?」と、会いに来てくれないのが不満そう…
「おねえちゃん、今日、とても疲れていて大変なんだよ。それじゃ、K君が向こうに行って、おねえちゃんに『ガンバレ』って言ってあげようか?」
「…行く~」
たくさんの小学生が学習してい奥の部屋に初めて入っていったK君。
とても緊張していて、小さな小さな声でしたが、Aちゃんに近付いて「…ガンバレ…」と励ましていました!

K君の励ましが効いたようで、Aちゃんは最後まで学習することができました☆
K君、ありがとう。
そしてAちゃん、本当によくがんばったね!